
「今月の応募者120名、書類選考で100名落として、面接は20名」
こうした採用活動に、違和感を感じたことはないでしょうか。
もしかしたら落とした100名の中に、本当は自社にフィットする「ダイヤの原石」がいたかもしれない。でも面接する時間がないから、書類で切るしかない。多くの採用担当者が抱えるこの矛盾に、正面から向き合って生まれたのが『Our AI面接』です。
『Our AI面接』は単なる業務効率化ツールではなく、「書類選考を廃止し、応募者全員と面接する」という採用フローそのものの再設計を前提に作られた、対話型のAI面接サービスです。
この記事では、「機能が何個あるか」「他社より何円安いか」といった比較軸ではなく、「なぜそう作ったのか」という設計判断の背景から『Our AI面接』を掘り下げます。AI面接の導入を検討中の方が、自社の課題に本当にフィットするかどうかを見極める判断材料としてお読みください。

- 目次
『Our AI面接』が生まれた背景「書類で人を見極められるのか」

普段の採用活動を行う中で、以下のような場面に心当たりはないでしょうか。
- 応募者100名のうち80名を書類で不合格にしたが、「本当にこの80名は面接する価値がなかったのか」と聞かれると自信がない
- 日程調整のメールを5往復して、結果的に求職者が辞退した
- 面接官Aは「良い」、面接官Bは「微妙」と言い、結局どちらの判断を信じるか揉めた
このような場面は特定の企業だけの話ではなく、採用担当者の72.4%が他業務と兼任している現状を考えれば、構造的に避けがたい問題です。
書類選考は「見極め」ではなく「あきらめ」である
率直に言えば、書類選考で見極められるのは「経歴の事実」と「書く力」だけです。「コミュニケーション力」「課題解決の思考プロセス」「チームで働く姿勢」のような採用において本当に知りたいことは、実際に会って話さない限りわかりません。
それでも多くの企業が書類選考を行う理由はシンプルで、「全員と面接する時間がないから」です。つまり書類選考とは、人材を見極めるプロセスではなく、工数の制約から求職者との出会いを「あきらめる」プロセスにほかなりません。
あきらめを前提としない採用は可能か?
『Our AI面接』は、この問いに対する一つの回答として生まれたサービスです。
「一次面接の工数がほぼゼロになれば、書類選考を廃止して全員と面接できるのではないか」
この仮説を自社の採用で実際に検証し、成立させた経験が、サービスの設計基盤になっています。
「AIが面接する」とは、実際にはどういう体験なのか

「AI面接」という言葉だけでは、実際の体験をイメージしにくいかもしれません。ここでは、求職者と企業の双方の視点から、『Our AI面接』で何が起きるのかを具体的に描きます。
求職者の体験:URLを開いたら、アバターが話しかけてくる
求職者が体験するのは、次のような流れです。
- 企業から届いたURLをブラウザで開く(アプリのインストールやアカウント登録は不要)
- 画面上にAIアバターが表示され、挨拶とともに面接が始まる
- AIが質問を投げかけ、求職者が音声で回答する
- 回答内容に応じて、AIが追加の質問を投げかける
- 面接が終わると「お疲れさまでした」と自動で終了
『Our AI面接』が特徴的なのは、求職者自身の映像が画面に表示されない設計になっている点です。Web面接で自分の顔が常に映っている状態は、多くの人にとって緊張の原因になります。『Our AI面接』では、この要素を意図的に排除することで、求職者が面接に集中しやすい環境を作っています。
企業側の体験:動画を全部見る必要がない
面接が完了すると、企業の採用担当者にメールで通知が届きます。管理画面にログインすると、以下の情報がすぐに確認可能です。
| 確認できる情報 | 活用場面 |
|---|---|
| 面接動画(0.5〜2.0倍速対応) | 求職者の雰囲気や話し方を直感的に判断 |
| 発言箇所の可視化(シークバー上) | 沈黙部分をスキップし、回答だけをピンポイント視聴 |
| 文字起こしテキスト | 音声を出せない環境での確認・検索 |
| AIレポート(評価項目別の採点+根拠) | チーム内での選考判断の共有・引き継ぎ |
ここで重要なのは、動画を最初から最後まで見なくても選考判断ができる設計になっている点です。発言箇所の可視化や文字起こし、AIレポートを組み合わせることで、1人あたりの確認時間を大幅に圧縮できます。
自社の運用検証では、3ヶ月間で一次面接にかかる工数を88.87%削減できた結果が出ています。
料金設計に込められた意図「なぜ定額制なのか」

『Our AI面接』の料金体系は、月額75,000円(税別)〜(※)の定額制です。面接を何件実施しても追加課金はありません。※一部有料オプション機能あり
これは単なる価格戦略ではなく、サービスの根幹にある思想と深く結びついています。
従量課金がもたらす「見えないブレーキ」
市場にあるAI面接サービスの多くは、1面接あたり○○円という従量課金型の料金体系を採用しています。しかし、従量課金制では面接件数が増えるほどコストが膨らむため、「何人に受けてもらうか」をコストの観点から制限する力学が働きます。
結果的に起きるのは、「AIを入れたのに、書類選考をやめられない」という矛盾です。せっかくAI面接を導入しても、コストが気になって面接対象を絞るなら、書類で切っていた頃と本質は何も変わりません。
「面接を増やしたら、むしろ工数が減った」
『Our AI面接』の自社運用では、書類選考を廃止して面接数を増やした結果、採用全体の工数はむしろ減ったという結果が出ています。一見矛盾しているように聞こえますが、そのメカニズムはシンプルです。
- 書類を1枚1枚読んで合否を判断する工数がゼロになった
- 日程調整のメールのやり取りがゼロになった
- AIレポートと倍速再生で、1人あたりの確認時間が大幅に短縮された
定額制であれば、応募が100名でも300名でも追加費用は発生しません。つまり『Our AI面接』の定額制は、「安さ」が主眼ではなく、「面接を増やしても工数が増えない」という構造を実現するための設計判断です。
定額の中に、どんな機能が含まれているのか

「定額で使い放題」と聞くと、次に「具体的に何ができるのか」が気になるところです。ここでは『Our AI面接』の主要な機能を、単なるスペックとしてではなく、採用現場のどの課題を解決するために存在するのかという観点で整理します。
自社が「本当に聞きたいこと」だけで面接を設計する
『Our AI面接』では、管理画面から質問と評価項目を入力し、AI面接官を作成します。企業側が設定した質問に対して、求職者の回答内容に応じてAIが適切な質問を選択・出し分ける仕組みのため、面接の質を企業がコントロールしながら、対話の自然さも両立できます。
用途別に複数のAI面接官を作成・管理することも可能で、新卒向けと中途向けで質問内容を変えたり、職種ごとに評価基準を分けたりする運用にも対応しています。
「誰が説明しても同じ品質」を実現する方法
面接の冒頭で、社長メッセージやオフィス紹介の動画・スライドを自動再生できます。この機能の意味は、「誰がいつ受けても、同じ品質の会社説明が届く」状態をつくることです。
対面の採用説明会や面接では、担当者の話し方やその日のコンディションによって、求職者に伝わる会社の印象が変わってしまうことがあります。プレゼンテーション機能は、こうした説明のばらつきを解消し、採用ブランドの一貫性を保つ仕組みとして機能します。
「履歴書不要」の応募体験は、どうやってつくるのか
面接中に任意のフォームを表示し、希望年収・入社可能時期・シフト希望などの条件を取得できます。この機能を履歴書の代替として位置づけることで、「履歴書不要で応募OK」という求人を打ち出すことが可能になります。
特にアルバイトの大量採用では、履歴書を用意するハードルが応募率を下げる要因になっているケースが少なくありません。アンケート機能は、必要な情報はしっかり取得しつつ、応募のハードルを下げるための実務的な手段です。条件面のやり取りが記録として残るため、入社後のトラブル防止にも役立ちます。
既存の採用フローを壊さずに、AI面接を組み込む
面接動画のダウンロードと、評価データのCSV一括エクスポートに対応しています。
これは地味に見えますが、実務上は重要な機能です。面接動画をダウンロードすれば、最終面接官への事前共有や社内の採用会議での活用がスムーズになります。CSV出力はExcelでの集計やATSとの連携が可能なため、既存の採用管理フローを壊さずにAI面接を組み込める設計になっています。
面接が終わった瞬間、担当者全員が知る
求職者が面接を完了すると、あらかじめ設定した担当者のメールアドレスに通知が届きます。通知先は複数設定可能で、人事部門だけでなく現場マネージャーにも同時に通知を飛ばすことができます。
面接完了をリアルタイムで把握できるため、確認作業の後回しや求職者への対応遅延を防ぎやすくなります。
AIが一次面接を担うと、人間の面接官は何をするのか

正直に言えば、「AIが人間の面接官の代わりになる」とは考えていません。『Our AI面接』が目指しているのは、「面接」という採用プロセスそのものを再設計することです。
AIが担うべきこと、人間しかできないこと
多くのAI面接サービスは「面接官の負担を軽くする」をゴールに据えています。『Our AI面接』は少し違う視点を持っています。AIに任せることで、人間の面接官の仕事がなくなるのではなく、「人間の面接官の仕事の質が上がる」これが『Our AI面接』の目指す姿です。
| 領域 | 担当 | 適している理由 |
|---|---|---|
| 一次面接 | AI | 100名でも同じ基準・同じ質で対応できるため |
| カルチャーフィットの見極め | 人間 | 「この人と働きたいか」は数値化できないため |
| 求職者の動機づけ | 人間 | 入社意欲を高めるのは、人間同士の信頼関係のため |
一次面接をAIに任せた結果、採用担当者が最終面接に集中できるようになります。面接という行為の中身が変わるのです。
深掘り質問だが「AIに質問を考えさせない」
『Our AI面接』の深掘り質問機能は、AIが自由に質問を生成する仕組みではありません。企業側があらかじめ設定した複数の質問の中から、求職者の回答内容に応じてAIが最適なものを選択し、出し分ける仕組みです。
ここには明確な設計意図があります。AIに深掘り質問を考えさせると、求職者ごとに面接内容が大幅に異なり、画一的な評価が難しくなるからです。「Aさんには聞いたがBさんには聞かなかった」という状態は、選考の公平性を損ないます。
『Our AI面接』は、評価の一貫性を保ちつつ、対話の自然さも両立するというラインを狙った設計になっています。テンプレート通りの順番で進むだけの面接とも、毎回まったく違う質問が飛ぶ面接とも異なる、その中間にある仕組みです。
評価の根拠を残すことで、属人化を防ぐ
AIレポートには、評価項目ごとの点数だけでなく「なぜこの採点になったのか」という根拠が明示されます。これは、AI面接の仕組みに対して「ブラックボックスでは困る」という現場の声に応えたものです。
根拠が言語化されていることで、採用チーム内での合意形成がスムーズになり、面接官が変わっても評価のブレが生じにくくなります。担当者間の引き継ぎにかかる工数も削減されるでしょう。
あえて書く、『Our AI面接』の限界と「やらないこと」

自社サービスの弱みを書く記事は多くありません。しかし、導入してから「思っていたのと違った」となるほうが、双方にとって不幸です。ここでは、『Our AI面接』が「できないこと」と「やらないと決めていること」を明確にします。
AIだけで「採用すべき人」を決める設計にはしていない
「この人を採用すべきか否か」の最終判断を、AIに委ねることは推奨していません。求職者の人柄、組織との相性、キャリアビジョンのすり合わせのような判断は、人間が対面で行うべきだと考えています。
『Our AI面接』はあくまで一次選考の自動化と、判断材料の提供に特化したサービスです。管理職やクリエイティブ職など、経験の深さや感性が問われるポジションの選考では、「絞り込みの補助」として位置づけるのが適切です。
入れただけで回るツールではない
導入時に最もハードルになるのは、実は操作方法ではなく「AIに何を評価させるか」の設計です。「コミュニケーション力を見たい」と言っても、それが具体的に何を意味するかは企業ごとに異なります。
この設計が甘いと、AIの評価結果もあいまいになるため、導入初期に評価項目をしっかり詰める工程は避けて通れません。『Our AI面接』では初期設定サポートを無料で提供していますが、企業側にも「自社が本当に求める人材像の言語化」に向き合う姿勢が求められます。
他のAI面接サービスと、何が設計思想レベルで異なるのか

AI面接サービスは市場に複数存在しますが、『Our AI面接』は「設計の出発点」が根本的に異なるサービスです。ここでは、機能の比較ではなく、思想の違いに焦点を当てて整理します。
「選考の効率化」か「選考の再構築」か
多くのAI面接サービスは、既存の採用フローの中で「面接の工程を効率化する」ことを目的にしています。つまり、書類選考の後に行う一次面接をAIで省力化するというアプローチです。
一方、『Our AI面接』は書類選考そのものを不要にし、選考プロセスを根本から組み替えることを想定しています。この違いは、面接の位置づけ自体を変える発想であり、結果として料金体系や機能設計に現れています。
「確認する側」の効率も設計に含まれているか
AI面接サービスの多くは「面接を実施する」部分に機能が集中していますが、『Our AI面接』は「面接を確認する」プロセスにも設計の重点を置いている点が特徴的です。
具体的には、倍速再生・発言箇所の可視化・文字起こし・AIレポートによる採点根拠の明示など、「動画を全部見なくても判断できる」仕組みが充実しています。面接の実施だけでなく、選考判断までを含めた業務全体の効率化を見据えた設計だといえるでしょう。
求職者側の体験まで設計されているか
新卒採用やアルバイト採用では、求職者が面接を「受けてくれるかどうか」が採用成果を大きく左右します。
『Our AI面接』では、アプリ不要・ブラウザ完結・顔が映らない・24時間受験可能といった設計で、受験のハードルを徹底的に下げています。この「受けやすさ」への投資が、受験率の向上という形で企業側のリターンにつながる仕組みです。
『Our AI面接』は「誰でも会える採用」への入口になり得るか

ここまで、『Our AI面接』の設計思想と特徴を多角的に見てきました。最後に、このサービスが自社にとって検討に値するか、判断基準を整理します。
『Our AI面接』が合う企業の特徴
- 応募者数が多く、書類選考で取りこぼしている実感がある
- 中途採用で日程調整に時間がかかり、選考スピードが遅いと感じている
- 面接官によって評価基準にバラつきがあり、選考の一貫性に課題を感じている
- 採用業務のAI活用を始めたいが、まずは小さくリスクなく試したい
合わない可能性があるケース
- 年間の採用人数が数名程度で、一人ひとり丁寧に面接したい場合
- 管理職やクリエイティブ職など、AIでは評価しにくいポジションのみの採用
- 1年間の契約期間が組織のルール上難しい場合
まずは『Our AI面接』を知ることから始められる
「自社の採用課題にフィットしそうか、もう少し詳しく知りたい」と感じた方に向けて、Our AI面接ではサービスの設計思想・機能・料金体系をまとめた資料を用意しています。社内での検討材料としてそのまま使える内容になっているため、まずはサービス資料をダウンロードしてみてください。
「自社の採用フローに合うか、具体的に相談したい」という場合は、問い合わせフォームからご連絡ください。導入前の評価項目設計や運用イメージのすり合わせなど、個別の相談にも対応しています。
